手術時の出血はあまりありませんが、術後、傷から再出血を起こすことがあります。
軽度の出血は圧迫で止まりますが、皮下血腫をつくると傷口が赤黒く盛り上がり、見た目が悪いだけでなく化膿しやすくなります。
化膿したら、長期間の抗生剤内服や、消毒のための通院が必要になり、最終的な傷の治りが悪い場合は、再手術が必要になることがあります。
再出血は、激しい運動動作や、頻回の勃起によって誘発されます。術後数日はできるだけ気持ちを静めてお過ごし下さい。
ペニスのサイズがあまり大きくない方では、術後でも軽い仮性包茎のような状態になったり、逆に勃起時に包皮が足りず突っ張って辛い状態が数ヶ月続くことがあり、手術時の切除範囲に関してはよく相談して決める必要があります。
また、麻酔薬や痛みによる反射でショックを起こし、非常にまれですが命に関わる病態に陥ることもあります。
万全の準備はしていますが、すべての医療行為にはそういったリスクも伴うことをご理解頂いた上で、手術を受けていただくようお願い致します。なお、未成年者の手術には保護者の方の同意書をいただいております。
包茎手術は男性にとって一番大切な体の一部にメスを入れる行為です。当クリニックでは初診時に、手術をする泌尿器科専門医師がきちんと診察いたします。
その際に、信頼できるかどうかご自分の目で判断された上で、手術を受けるようにして下さい。
初回は相談だけでも構いません。(047-703-7222)までお気軽にご相談下さい。