前立腺肥大症とは
PROSTATE HYPERTROPHY
尿道が圧迫されて排尿障害が起こる、
中高齢男性特有の病気です
前立腺は精液の液体成分の一部を作り、射精時に収縮し、精液を勢い良く排出する働きのある臓器です。
通常はクルミぐらいの大きさですが、体質的に前立腺の内腺が大きくなり、肥大すると卵やみかんのような大きさになります。
これが前立腺肥大症です。膀胱の出口付近の尿道を圧迫することにより尿がうまく通過しなくなり、様々な排尿障害が起こります。
TROUBE
こんな症状で
お困りではありませんか?
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- 日中トイレに行く
回数が増えた…
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- トイレに間に合わない
ことがある…
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- 就寝後に何度も
トイレに行く…
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- 若い頃より
尿の勢いが弱い…
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- 排尿に
時間がかかる…
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- 尿をしたあと
スッキリしない…
前立腺肥大症手術
HoLEP とは
ABOUT HoLEP
HoLEP(経尿道的ホルミウムレーザー前立腺核出術)はお腹を切る
ことなく、尿道から入れた内視鏡を使って前立腺の内腺をきれいに
取り除くことができるため、安全性も高い手術です。
HoLEPの場合、手術が最後まで安全・確実に行われれば、前立腺の
内腺は全て取り除かれ、外腺だけが残されている状態になり、
経尿道的に行われる他の前立腺肥大症手術と比較して、再発・合併症
も非常に少ない手術方式です。
そのため、5年以上の長期的なQOLを考慮すると、熟練した術者から
HoLEPを受けることが患者様にとって良い選択なのでは、と当院では考えております。
当院の手術の特徴
FEATURES
熟練した術者が行えば、
手術成績は良好
HoLEPは他の前立腺肥大症手術と比べ、手術が正確・安全に行われれば、
前立腺肥大症の原因である前立腺内線がすべて取り除かれるため、
根治性が高く、5~10年以上経ってからの再発はほとんどありません。
最新の手術機器を導入
当院ではHoLEPにあたり、ホルミウムレーザー出力装置は国内最高出力のLumenisPulse120Hを、前立腺を砕く器械は安全性の高い
Quanta Cyber Bladeモーセレータを使用しています。
内視鏡もできる限り細いものを使用し、質が高く、患者様への体の負担
が少ない手術を提供しています。
尿道カテーテルの留置も
1日のみ
当院の手術は全身麻酔下で痛みなく行われ、尿道カテーテル留置期間は1晩が原則です。(連携病院に1泊入院、退院後に当院で抜去)
長年の経験から、このスケジュールが安全性、身体的、経済的負担を
考えるとベストであると考えています。
前立腺組織の病理診断ができ、
癌の診断・対処もしやすい
HoLEPは前立腺の内腺を取り除く手術であるため、摘出組織の病理検査を行います。(生の組織を摘出しない術式では行えません)
当院で手術した方のうち4~5%の方でがんが見つかっていますが、
フォロー実績も豊富で、積極的治療が必要か、経過観察で良いかなど
について、的確な判断を行うことができます。
手術の流れ
FLOW
よくご質問を頂く、手術までの流れをご
説明いたします。
最短で手術までは以下のようになります。
初診
・超音波検査、尿検査など
・手術日と説明日決定
・術前検査
手術説明
・膀胱内視鏡検査
・患者様本人
・ご家族へ説明
手術日
1泊入院(新松戸中央総合病院)
手術翌日
・カテーテル抜去
・点滴・採血
・尿の勢い検査
手術1週間後
・問診票
・尿検査
・残尿検査など
手術後3か月間
・2週間毎の通院
CONTACT
ご予約・お問い合わせ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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09:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ※1 | 休 | 休 |
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休診日:日曜・祝日
・受付時間 8:30~診療終了の15分前まで
(初診・検査ご希望の場合は診療終了の30分前まで)
・夜尿症外来:火水以外の平日午後、予約制にて受付
・男性不妊症外来:初診の詳細検査は予約制
(火曜休診)
※1 土曜午前は9:00~13:00(最終受付12:45)
※2 土曜午後は14:00~17:00(最終受付16:45)
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